Microsoft Visioを利用した施設管理システム
VEDA(ヴェーダ:Visio Extension of Database Assist)は、Visioで管理している設備管理図面とデータベースを一元管理することで、図面からデータベース、データベースから図面の参照を容易に行うことができ、マネジメント作業の効率化が図れる製品です。
- データベースの定義は自由に可能
- 図形とデータベースの連携は簡単な操作で可能
- データベースから複数図面に点在する設備を検索可能
- 汎用的なデータ出力(Excel形式のデータ出力)
本製品を活用していただき、施設管理の効率化にお役立てください。
VEDAの特徴
簡単にカスタマイズ可能なデータ構造
施設管理のためのデータ構造は、利用者や管理目的により内容が異なるため、画一的なデータベースでは不向きです。本システムでは、標準的なデータベース提供のほか、データテーブルの定義や項目およびその表示名・表示順など、利用者のニーズに応じた調整が可能ですので、あらゆる施設管理に対応できます。
図面ファイルを意識しない横断的な管理
図面上に配置した図形とVEDAデータベースの紐付け作業は、ドラッグ&ドロップするだけの簡単操作ですので、作業負担が大幅に軽減されます。紐付けした図形はVEDAデータベースからの検索が可能になり、図面ファイルを意識せずにデータベースからの横断的な検索ができます。
また、紐付けルール(重複設定の制御・紐付け後の図形塗りわけなど)の調整が可能ですので、作業ミスの低減や作業状況の把握に効果があります。
汎用的なデータ入出力
VEDAデータベースの管理データをExcel形式のファイルとして出力しますので、Excelで、編集・加工を行いレポートを作成して頂きます。標準的なレポートが必要な場合は、利用者のニーズに合わせたカスタムレポートとして対応する事も可能(有償)です。
また、本システムで管理されているVEDAデータベースは、全てMicrosoft Office Excel形式で入出力が可能ですので、登録したデータをExcelファイルへ出力し、Excelにてデータを一括編集した後で、再度本システムへ取り込むことが可能ですので、データ保守が効率よく行えます。
Facility Managementへ特化した製品もラインナップ
VEDAをカスタマイズした製品としてFM ToolsⅡ(エフエムツールズ)も提供しています。FM ToolsⅡは、ファシリティマネジメントに必要な各種レポートを出力する機能が実装されています。
棚卸管理ツールとの連携
弊社の棚卸管理ツールとの連携も可能です。ただし、別途カスタマイズが必要です。
動作環境
【動作OS】
- Windows11 / Windows 10
【必須アプリケーション】
- Microsoft Visio 2021 / 2019 / 2016(全Edition)
- Microsoft Office Excel 2021 / 2019 / 2016
【データベース】
- Microsoft SQL Server 2019 / 2017
※最新のService Packを適用してご利用ください。
【必須コンポーネント】
- Microsoft .NET Framework 4.8
※.NET Frameworkは、Microsoft Windows Updateからダウンロード可能です。
機能概要
操作の流れ
- VEDAを起動
- 図面起動を選択
- 条件を指定し対象の図面を検索
- 検索結果のリストから該当図面を起動
- 図形に紐づけされているデータの詳細情報を確認
- 新規に配置された管理対象の図形を選択しリンク設定を実行
データの検索と情報の閲覧
- 検索の画面からデータ検索の条件を指定して、データ検索を実行します。
検索結果がリスト表示されるので、該当するデータのファイルを起動(編集・参照のみのモード有)します。 - 検索から起動された場合は、その図形を中心として表示され、図形が選択された状態となります。
図形のメニューからデータの詳細情報を表示して確認もしくは編集することが可能です。
データリンク設定(情報の紐付け)
- 対象図形に対して、リストから該当データを選択しドラッグ&ドロップすることでデータリンクされます。
- データリンクされた図形には、詳細情報を表示するメニューが自動生成されます。
- データリンクされたデータのリストの該当データには、リンク済のアイコンが表示されます。
リスト情報のメンテナンス
- 管理対象の設備に対して、履歴情報などのリストデータを登録することが可能です。
- 登録されているリストデータは、エクセルへ出力することが可能です。
- エクセルのデータを更新(データ修正、データの新規追加)してDBを一括更新することも可能ですこの機能によりデータ更新の作業負荷が軽減されます。
- 更新したエクセルのデータをデータ入力機能で一括更新します。
管理データ出力と入力
- データベースに登録されたデータは、エクセル形式で出力することが可能です。
エクセルとして出力されることにより、データを簡単に2次利用できます。 - データ入力機能によりエクセルで編集したデータを一括更新することも可能です。
データの拡張性
管理するデータ項目は、システム構築時に以下のUIから自由に設定することが可能です。
これにより、お客様のデータ仕様に応じたプログラムの更新を必要とせず、短納期・低コストで導入することが可能です。
※本機能は、エンドユーザ様へ提供される機能でありません。
システムご提供時にヒアリングした情報を元に導入サービスの作業としてデータ項目を設定させて頂きます。
ダウンロード
VEDA(ヴェーダ)リーフレットはこちら(PDF:689Kb)
※本リーフレットは、WEB配布用として画像圧縮されたタイプです。
購入について
【ライセンス費】
1ライセンス………¥220,000-(税込み)
※複数ライセンスの導入は、別途ボリュームディスカウントをご用意しております。
【初期導入費】
別途お問い合わせください。
主な作業内容
- 現場調査および既存図面の整備
- 管理データの定義
- システムセットアップ
- 操作説明および運用レクチャー
※その他、ご要望に応じて対応いたします。
【保守サポート費】
別途お問い合わせください。