ＦＭデータベースは、利用者や管理目的により内容が異なるため、画一的なデータベースでは不向きです。本システムでは、標準的なデータベース提供のほか、データテーブルの定義や項目およびその表示名・表示順など、利用者のニーズに応じた調整が可能ですので、あらゆるＦＭに対応できます。

図面上に配置した図形とＦＭデータベースの紐付け作業は、ドラッグ＆ドロップするだけの簡単操作ですので、作業負担が大幅に軽減されます。紐付けした図形はＦＭデータベースからの検索が可能になり、図面ファイルを意識せずにデータベースからの横断的な検索ができます。

また、紐付けルール（重複設定の制御・紐付け後の図形塗りわけなど）の調整が可能ですので、作業ミスの低減や作業状況の把握に効果があります。

本システムで生成されるレポートはすべてMicrosoft Office Excel形式のファイルに出力されますので、編集・加工が容易です。また標準的なＦＭレポート提供のほか、利用者のニーズに合わせたカスタムレポートも対応可能（有償）です。

また、本システムで管理されているＦＭデータベースもMicrosoft Office Excel形式で入出力が可能ですので、一旦Excelファイルを生成した後、Excelにてデータを一括編集し、本システムへの再登録を行うことで、データ保守も効率よく行えます。

FMレポートの概要

• FMレポート
  スペース面積の一覧を使用・用途・機能区分、管理・利用組織別に出力
• 建物利用状況図
  フロア毎の区分別や組織別に利用状況を作図
• 図形配置情報の出力
  リンクデータ毎に一覧出力(スペース毎に分類することも可能)