機能概要
■機能について
DXF(Drawing Exchange Format)とは、米国オートデスク社が定義したファイル交換フォーマットです。さまざまなCADアプリケーションソフト間でのデータの受け渡しを可能とするために仕様が公開されました。しかし、現状ではDXFの仕様に沿っていないDXFファイルを出力するCADアプリケーションも存在します。そのため、DXFファイルによるCAD図面の受け渡しがうまく出来ない場合があるのが現状です。
DXFアナライザはDXFの仕様に合致しない定義を見つけた場合にそれを報告し、自動的に補正するか、または補正する機会を与えることで、DXFファイルの互換性を改善することを目的としたアプリケーションソフトです。
| 注意事項 DXFアナライザを利用するためには、DXFの知識が必要になります。 |
■DXFの情報をわかりやすく表示
DXFアナライザは、DXFの内容を説明付きで表示します。そのための辞書データが用意されており、グループコードおよび値に関する説明が格納されています。
■DXFの矛盾を報告
DXFアナライザは、グループコードが本来持つべき値に矛盾がある場合、それをログ形式で報告します。その場合、補正が必要と判断したものについては自動的に補正します。また、そうでないものについては、補正する機会を与えることで、DXFファイルの互換性の向上に役立ちます。
■データ値の修正
DXFデータ値を修正することが出来ます。また、辞書データにより関連する値リストから選ぶだけで修正することもできます。 ※ DXFデータを、削除することは出来ません■データの検索
DXF内のグループコードおよび値を検索することが出来ます。■DXFデータの書き出し
DXFアナライザに読み込んで、補正された状態のDXFファイルを書き出すことが出来ます。そのため、互換性が改善されたDXFファイルを作成できます。■メインウィンドウの説明
| 1.オブジェクト・リスト 各セクションのオブジェクト名(変数名)がリスト表示されます。DXFファイルに記述されている順番に表示されます。 2.データ・シート オブジェクト・リストで選択されているDXFオブジェクトの情報が表示されます。表示内容は以下の3項目です。 [グループコード] [値] [DXF行番号] また、グループコードおよび値には説明がつきます。 3.セクション切替えタブ DXFの各セクションの内容を切替えて表示するためのタブです。 4.ログ表示ペイン DXFアナライザの各処理によるログを表示します。 データの検索結果なども表示されます。また、検索結果をダブルクリックすることで、データ・シートに該当データを表示させることが出来ます。 |
![]() エラー表示の説明(エラーは文字色が赤になります)
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■メニューの説明
| ◆[ファイル]メニュー [DXFファイルを開く] DXFアナライザに読み込むDXFファイルを指定するためのダイアログボックスを開きます。 [DXFファイルを書き出し...] DXFアナライザに読み込まれている現在のDXFデータをDXFファイルとして書き出します。 [終了] DXFアナライザを終了します。 |
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| ◆[検索]メニュー [データ検索...] DXFデータのグループコードおよび値を検索します。検索ダイアログボックスにより、検索内容を指定します。検索結果は、メインウィンドウ下部のログ表示部に出力されます。 [行番号検索...] DXFファイルの行番号に相当するデータを検索します。 該当行番号が見つかった場合、メインウィンドウ上で選択表示されます。 [未登録辞書データ 検索] DXFアナライザが用意している辞書データに未登録のDXFデータを検索します。辞書に未登録の場合、メインウィンドウ下部のログ表示部に出力されます。 |
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| ◆[表示]メニュー [概要レポート] DXFの概要(図面の基本的な情報)を表示します。 概要レポートには、以下の情報が表示されます。 ・図面範囲 (LIMMIN、LIMMAX) ・図形範囲 (EXTMIN、EXTMAX) ・グローバル線種尺度 (LTSCALE) ・レイヤー名一覧 ・線種タイプ一覧 ・図面に含まれる図形の最小座標および最大座標 [要素レポート] ENTITIESセクションに含まれる、各オブジェクト数を表示します。 [説明の書式切替え] 説明の表示書式を切替えます。 書式1: <値> (<説明文>) 表示例:"2 (ブロック名)" 書式2: <説明文> (<値>) 表示例:"ブロック名 (2)" [ログを表示]、[ログを隠す] メインウィンドウ下部にあるログ表示の表示/非表示を切替えます。 [該当するリストデータを表示] ログの選択項目に該当するリストデータをメインウィンドウのデータシートに表示します。 [ログ内容を消去] ログの内容を消去します。 |
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| ◆[ヘルプ]メニュー [目次...] 本製品のヘルプ(利用方法)を表示します。 [バージョン情報...] 本製品のバージョン情報を表示します。 |
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■制限事項について
- DXFアナライザが説明を表示できるのは、該当するDXF(グループコードまたは値)の説明が辞書データに格納されている場合に限られます。
- 完全に壊れたDXFを、DXFアナライザで復元することは出来ません。
- DXFアナライザで、変更できるのは[値]だけです。また、グループコードの変更およびデータの削除はできません。
- DXFアナライザの[DXFファイル書き出し]により、書き出されるDXFは基本的に読み込んだDXFファイルのバージョンのままになります。
※ HEADERセクションの$ACADVER変数の値には影響されません。 - バイナリDXFファイルには対応しておりません。
- 辞書データは、DXFの以下に示すセクションに関するグループコードおよび値の説明を格納しています。
HEADERセクション
CLASSESセクション
TABLESセクション
BLOCKSセクション
ENTITIESセクション
OBJECTSセクション
- 辞書データは、AutoCAD 2000 DXF Reference
をベースに仕様が公開されているものについて、説明データを用意しています。
仕様が公開されていないものについては、データ・シート部に「...未登録」と表示します。 - THUMBNAILIMAGE[サムネール
イメージ]セクションには対応しておりません。
また、THUMBNAILIMAGEセクションの存在するDXFファイルをDXFアナライザに読込んで、[DXFファイル書き出し]をすると、THUMBNAILIMAGEセクションを持たないDXFファイルが作成されます。









